ITIL 徒然草

親和図法


親和図法は、その呼び名を知っているか否かは別として、 多くの人がワークショップや実務において、 一度は経験したことのある手法です。 物事を分析したり、考えを整理したりするためにこの手法を採用します。

「ブレインストーミングやケプラー・トリゴー/KT法で思いついたアイディアを、 ポストイットなどに書いて、壁やホワイトボードに貼り付け、 類似するアイディアごとにグループ化することで、 意見や課題を体系化し整理する方法」と言えば、 誰もが思い当たるのではないでしょうか。

親和図法もまた、QC活動における定番の技法のようで、 インターネットで検索すると、 多くのサイトでその実施手順が丁寧に説明されています。 図を用いた説明も数多くあるので、 その画像を見ただけでも、何をどうすればよいかが概ね理解できます。

親和図法を検索すると、KJ 法という言葉がよく出てくるので、 気になって調べてみるとどうも同じ手法を指しているようです。 もともとこの手法には名前がなかったようで、 後に考案者である川喜田二郎氏のイニシャルを取って、 KJ 法と呼ばれるようになったそうです。

ITILのサービスオペレーションには、 問題解決に利用される1つの手法としてこの親和図法が紹介されていますが、 ほんの十数行の説明なので、あえて補足することもありません。

次回は、2013/12/10の予定です。

第182話 第183話

ITIL V3 講習会


目次

仮説検定
(2013/12/10)

親和図法
(2013/11/25)

障害の分離
(2013/11/10)

なぜなぜ分析
(2013/10/25)

ブレインストーミング
(2013/10/10)

ケプラー・トリゴー
(2013/9/25)

痛みの値分析
(2013/9/10)

時系列分析
(2013/8/25)

MoSCoW分析
(2013/8/10)

ITIL® のバージョン
(2013/7/25)

サービス憲章
(2013/7/10)

変更提案
(2013/6/25)

RACIモデル
(2013/6/10)

サービス・タイプ
(2013/5/25)

7ステップの改善プロセス
(2013/5/10)

成果
(2013/4/25)

ガバナンス
(2013/4/10)

測定基準
(2013/3/25)

CSI管理表
(2013/3/10)

外部顧客
(2013/2/25)

内部顧客
(2013/2/10)

ベストプラクティス
(2013/1/25)

MALC
(2013/1/10)



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