『THE VISIBLE OPS HANDBOOK(見える運用)』は、運用改善に取り組む実務者に対する
ITIL実践の手引書です。
本書には、効率的な運用を実践している企業に共通する
特徴を一般的な企業に取り込むことで
運用環境を段階的に支配していく斬新なアプローチが紹介されています。
運用に携わっている人達は、様々なプレッシャーを受けています。情報技術はより効率的
であることを要求され、セキュリティを維持し、法令を遵守しなければなりません。
ITILは、反復可能で検証できるITプロセスの枠組みを提供し、ベストプラクティスの
価値を教えてくれましたが、運用を改善するための手順書ではありません。
「運用業務の改善をどこから、どのように始めれば良いのですか?」
この問いに答えてくれるのが、この『THE VISIBLE OPS HANDBOOK』
(見える運用)です。ITILへの取り組みをどこから始めれば良いかを
考えるヒントを与えてくれます。
『見える運用』は、次の4つのステップで運用を段階的に改善していきます。
・ 変更をコントロールし、運用に秩序を取り戻す
・ ビジネスとインフラストラクチャの関係を明らかにする
・ リアクティブな組織からプロアクティブな組織に変化させる
・ 継続的に運用を改善する仕組みを確立する
フェーズ1:変更の監視と初動の改善 | |
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変更を監視することで、障害によるサービス停止を抑制します。変更に関する情報を 確実に把握することで、障害に対する初期対応を改善します。 | |
フェーズ2:目録作成と脆弱な資産の特定 | |
資産とサービスの目録を作成し、壊れやすく、復旧に時間のかかるIT資産を特定します。 | |
フェーズ3:再構築できるライブラリの作成 | |
修復するのではなく、再構築できる仕組みを作ることで、最も重要な資産とサービスを、 安全でより安価に管理できるようにします。 | |
フェーズ4:継続的な改善 | |
リリースのプロセス(リリース管理)、コントロールのプロセス(変更管理、構成管理)、 そして解決のプロセス(インシデント管理、問題管理)を一巡する管理サイクルができました。 すべてのプロセスを継続的に改善するために、目標とすべき指標を導入します。 |
情報システムの内部統制を監査する担当者や、監査される準備をする担当者に対して、内部統制が確立
していることを確認するために何に注目すべきかを理解させてくれます。
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原書に対する米国読者のメッセージや、目次などが記載されている
最初の10ページとあとがきを、ご覧いただくことができます。
・ 最初の10ページ
・ あとがき
弊社から積極的に書店に配本することは致しませんので、大きな書店であっても
取り扱っていないかも知れません。
(ジュンク堂池袋本店様には、2013年12月の時点で店内に陳列いただいております。)
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書籍名 THE VISIBLE OPS HANDBOOK(見える運用)
副題 ITIL の実践的な導入方法
著者 Kevin Beher, Gene Kim, George Spafford
訳者 官野 厚
発売元 星雲社
発行所 ブイツーソリューション
価格 3,240円
ISBN 4-434-07296-X