ITIL 徒然草

シンボル


ITIL の各書籍にはシンボル・カラーがあり、 サービスサポートは青、サービスデリバリは赤の装丁がなされていることは よく知られています。

現在出版されている書籍群のシンボル・カラーを以下にまとめてみました。

書名(和訳案)書名 色
サービスサポートService Support 青
サービスデリバリService Delivery 赤
ICTインフラストラクチャ管理ICT Infrastructure Management 橙
アプリケーション管理Application Management 黄
サービスマネジメント導入計画立案 Planning to Implement
          Service Management
 緑
ビジネスの観点Business Perspective 紫
セキュリティ管理Security Managementピンク

今月末に出版される予定の第3世代にもそれぞれの本をイメージさせる シンボルが存在するようです。今回はカラーだけではなく、X線で写し出された 自然の造形美がテーマになっています。

自然に成長している有機体がX線に写し出された姿には、 成長、プロポーション、ストラクチャ、ハーモニー、およびライフサイクルの概念 が凝縮されています。(ITIL Refresh News No.1)

具体的には、次の有機体のX線写真を透明色で アレンジした装丁がなされるようです。

書名(和訳案)書名有機体 色
サービス戦略Service Strategies(SS) 緑
サービス設計Service Design(SD)オウム貝 紫
サービス移行Service Transition(ST)豆のさや 赤
サービス運用Service Operations(SO) 青
継続的サービス改善 Continual Service Improvement(CSI)ヒトデ 紫

サービス戦略のイラストに使われている木の葉は、 より大きな構造を築き上げるためのリソースを供給できるように、 自然の造形技術によって高度に構造化されています。 (ITIL Refresh News No.1)

サービス設計に採用されているオウム貝は、 その形と機能が調和の取れたデザインの中に見事に組み込まれており、 自然の大いなる驚異を感じます。(ITIL Refresh News No.1)

他の3冊の書籍のイラストに対する解釈は未だに発見できませんが、 もし見つけることができましたらご報告したいと思います。

第21話 第23話